Webデザイナーに向いている人の特徴とは?向いていない人との違いを解説!

「Webデザイナーに向いている人って、結局どんな人?」
未経験からWebデザイナーを目指す人や、今の仕事に向いているのか悩んでいる人の多くが、この疑問を抱えています。
デザインセンスがある人だけが活躍できると思われがちですが、実際にはWebデザイナーの向き不向きを分けるのはセンスよりも考え方や仕事への向き合い方です。
そこで本記事では、Webデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴を具体的に解説し、未経験者でも判断できるセルフチェックやキャリアの考え方まで網羅的に紹介します。

X(旧: Twitter): @wed_sou
PM/Director
WEB系ベンチャー企業でデザイナーを経てフロントエンドエンジニアとして大手企業を中心とした開発に従事。その後フリーランスとしてコーポレートサイト、ECサイトなどの開発、企業ブランディングなどを経験。現在は大手企業を中心としたプロジェクトの提案、プロデュースから参画し、ディレクション業務までを一気通貫で行っている。
Webデザイナーに向いている人の特徴

Webデザイナーは、単に見た目を整える仕事ではなく、「成果につながるデザイン」を考える職種です。
Webデザイナーに向いている人の特徴
① デザインを「目的」から考えられる人
② ユーザー視点で物事を考えられる人
③ 試行錯誤や改善を楽しめる人
④ トレンドや新しい技術に興味を持てる人
ここでは、Webデザイナーとして活躍しやすい人の特徴を解説します。
デザインを「目的」から考えられる人
Webデザインは「見た目を整える仕事」ではなく、「成果を出すための設計」が本質です。
Webデザイナーに向いているのは、かっこよさや好みを優先するのではなく、「このデザインで何を達成したいのか」「誰に、どんな行動をしてほしいのか」といった目的から逆算して考えられる人です。
集客、問い合わせ、購入などのゴールを意識しながらレイアウトや配色、導線を組み立てられる人は、クライアントや社内からも評価されやすく、長期的に活躍できます。
ユーザー視点で物事を考えられる人
自分が作りたいデザインよりも、「ユーザーが迷わず使えるか」「情報が直感的に伝わるか」を重視できる人は、Webデザイナーに向いています。
Webサイトは作品ではなく、ユーザーが目的を達成するためのツールです。そのため、年齢層やITリテラシー、閲覧デバイスなどを想定し、使いやすさを優先できる視点が欠かせません。
常に「初めて見る人だったらどう感じるか」を考えられる人ほど、実務で重宝されます。
試行錯誤や改善を楽しめる人
Webデザインは一度作って終わりではなく、改善の連続です。数値やユーザーの反応をもとに修正を重ねる場面も多く、最初の案がそのまま採用されることは珍しくありません。
そのため、うまくいかなかった理由を考え、次に活かす試行錯誤を前向きに楽しめる人は大きな強みを持っています。
改善を「否定」ではなく「成長の材料」と捉えられる人ほど、スキルも市場価値も伸びやすい傾向があります。
トレンドや新しい技術に興味を持てる人
Webデザインの世界は変化が速く、トレンドや技術のアップデートが常に発生します。
UIの流行、ツールの進化、デバイス環境の変化などに自然と興味を持ち、自主的に情報収集できる人はWebデザイナーに向いています。
すべてを完璧に追う必要はありませんが、「知らないままでいい」と思わず、学び続けられる姿勢があるかどうかは、長く活躍できるかを左右する重要なポイントです。
Webデザイナーに向いていない人の特徴

一方で、Webデザイナーの仕事にギャップを感じやすい人の特徴もあります。事前に理解しておくことで、ミスマッチや後悔を防ぐことができます。
Webデザイナーに向いていない人の特徴
① デザイン=自己表現だと思っている人
② 修正・フィードバックが苦手な人
③ 学び続けることに抵抗がある人
ここでは、Webデザイナーに向いていない人の各特徴について説明します。
デザイン=自己表現だと思っている人
Webデザインを「自分のセンスを表現するもの」と考えている人は、実務でギャップを感じやすい傾向があります。
仕事としてのWebデザインは、クライアントや事業の目的を達成するための手段であり、必ずしも自分の好みが正解になるとは限りません。
自己表現を最優先にしたい場合、Webデザイナーの実務ではストレスを感じやすく、ミスマッチになる可能性があります。
修正・フィードバックが苦手な人
Webデザインの現場では、修正依頼やフィードバックは日常的に発生します。
「せっかく作ったのに否定された」と感じやすい人や、指摘を個人的に受け止めてしまう人は、精神的に負担が大きくなりがちです。
デザインの修正は人格否定ではなく、より良い成果を出すためのプロセスです。この割り切りができない場合、Webデザイナーとして働き続けるのは難しく感じるかもしれません。
学び続けることに抵抗がある人
Webデザイナーは、一度スキルを身につければ終わりという職種ではありません。
ツール、デザイン手法、UI/UX、さらにはマーケティング知識まで、学び続ける姿勢が求められます。
「勉強はできるだけしたくない」「環境が変わるのが苦手」という人にとっては、変化の多いWeb業界そのものがストレスになる可能性があります。安定よりも成長を楽しめるかどうかが、向き不向きを分けるポイントです。
Webデザイナーに向いているか簡単セルフチェック

| チェック項目 | チェック |
|---|---|
| デザインを「かっこよさ」より「目的達成の手段」だと考えられる | ⚪︎/× |
| ユーザーの使いやすさ・分かりやすさを考えるのが好き | ⚪︎/× |
| 修正やフィードバックを成長のチャンスだと捉えられる | ⚪︎/× |
| 数字(CVR・クリック率など)や成果にも興味がある | ⚪︎/× |
| トレンドや新しいデザイン・ツールを調べるのが苦にならない | ⚪︎/× |
| 完璧でなくてもまず手を動かして改善していける | ⚪︎/× |
| デザイン以外(マーケ・UI/UX・コーディング)にも興味を持てる | ⚪︎/× |
| 地道な作業や細かい調整も必要な仕事だと理解している | ⚪︎/× |
判定目安
①「はい」が6個以上 → Webデザイナーに向いている可能性が高いタイプ。実務を通じて伸びやすい傾向があります。
② 「はい」が3〜5個 → 向き・不向きが分かれるゾーン。学習環境や関わる分野次第で適性が開花する可能性あり。
③ 「はい」が2個以下 → デザイン職そのものより、別の職種(マーケター・ディレクターなど)の方が合う可能性も。
伸びるWebデザイナーのキャリアパターン

Webデザイナーに向いている人は、単にデザインが得意という理由だけで成長するわけではありません。
伸びるWebデザイナーのキャリアパターン
① 会社員Webデザイナーとして成長する
② 副業・フリーランスで活躍する
③ マーケティング・UI/UXへのキャリア拡張
ここでは、Webデザイナーに向いている人が実際に伸びやすい代表的なキャリアパターンを紹介します。
会社員Webデザイナーとして成長する
会社員Webデザイナーは、未経験〜経験初期の人にとって特に成長しやすいキャリアパターンです。チームでの制作や分業体制の中で、デザインだけでなく業務フロー・コミュニケーション・改善思考を実務で学べる点が大きな強みです。
また、ディレクターやエンジニア、マーケターと連携することで、「なぜこのデザインが必要なのか」「どの数値を改善するためのデザインなのか」といった目的思考が自然と身につきます。
これは将来的に、UI/UXデザイナーやWebマーケターへキャリアアップする際にも大きな武器になります。
副業・フリーランスで活躍する
自分で仕事を取り、成果に応じて収入を伸ばしたい人には、副業・フリーランスというキャリアパターンが向いています。
Webデザイナーとして向いている人の中でも、「自己管理ができる」「責任を持ってやり切れる」タイプは、この働き方で大きく伸びやすいです。
副業から始めることで、リスクを抑えつつ営業・単価交渉・クライアント対応などの実践経験を積むことができます。
フリーランスとして安定して活躍している人ほど、「デザイン+α」の提案力を持っており、単なる作業者ではなく課題解決パートナーとして仕事をしています。
マーケティング・UI/UXへのキャリア拡張
Webデザイナーに向いている人の中でも、特に伸びやすいのが周辺領域へキャリアを広げていくタイプです。
ユーザー導線やCVR改善、データ分析に興味を持てる人は、デザイン×マーケティングの掛け合わせで高い評価を受けやすくなります。
また、UI/UX領域では、見た目だけでなく「使いやすさ」「体験設計」を重視するため、論理的に考えられるデザイナーほど強みを発揮できます。
まとめ
Webデザイナーに向いているかどうかは、絵の上手さやセンスだけで決まるものではありません。目的を理解し、ユーザー視点で考え、改善を積み重ねられるかといった思考や姿勢が、長く活躍できるかどうかを左右します。
未経験であっても、最初から完璧を求めず学び続けられる人、フィードバックを前向きに受け止められる人は、着実に成長していけるでしょう。
「向いている・向いていない」で迷ったときは、自分の考え方や行動特性がこの仕事に合っているかを見つめ直してみてください。
