Webマーケティングスクールは意味ないのか?言われる理由と「本当に価値がある人」の違い

はじめまして。Webマーケティング、特にSEOコンサルティングを6年以上行ってきた宮田です。
私のもとには日々、「Webマーケティングスクールって意味ないですよね?」「高いお金を払う価値はありますか?」といった相談が数多く寄せられます。
結論から言うと、Webマーケティングスクールは意味がないわけではありません。ただし、選び方と使い方を間違えると、意味がなくなるのは事実です。
私自身、これまでスクール卒業生・独学マーケター・未経験転職者など、数百人以上のキャリアを見てきました。その中で断言できるのは、「伸びる人」と「伸びない人」には明確な違いがあるということです。
そこで本記事では、なぜWebマーケティングスクールが「意味ない」と言われるのか、その構造的な理由とスクールを「意味ある自己投資」に変えるための考え方を、現場視点で解説します。

X(旧: Twitter): @webkirin
Webマーケター/SEOコンサルタント
1993年生まれ。青山学院大学経済学部卒業後に外資系ITコンサルティング企業やベンチャー企業を経て、独立。
現在は、デジタルマーケティング会社であるCOUNTER株式会社を経営し、SEOコンサルティングを得意分野とする。
Webマーケティングスクールは本当に意味がないのか?

「Webマーケティングスクールは意味ない」という声を見かけることがありますが、結論から言えば「一概に意味ないとは言えない」というのが、SEOコンサルティングの現場に立ち続けている私・宮田の見解です。
確かに、期待していた成果が得られず「失敗だった」と感じる人がいるのも事実ですが、それはスクールそのものではなく、選び方や活用方法に原因があるケースが大半です。
Webマーケティングは実務・思考・継続が重要な分野であり、「受講すれば自動的に稼げる」「転職できる」といった魔法のようなものではありません。
その前提を理解せずに受講すると、ギャップが生まれやすくなります。一方で、正しく活用できている人は、未経験からでも確実にスキルとキャリアを積み上げています。
「意味ない」と言われる理由
Webマーケティングスクールが「意味ない」と言われる主な理由は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、インプット中心で実務に活かせないと感じるケースです。座学が多く、実案件やアウトプットの機会が少ないスクールでは、「知識は増えたが何もできない」という状態になりやすく、不満につながります。
2つ目は、受講後のゴール設定が曖昧なまま入学してしまうことです。「何となく稼げそう」「将来性がありそう」といった理由だけで受講すると、学習内容と目的が噛み合わず、結果として「意味がなかった」と感じてしまいます。
3つ目は、スクールに依存しすぎてしまうことです。Webマーケティングは自走力が求められる分野ですが、「教えてもらえないと何もできない」という姿勢のままでは、受講が終わった瞬間に成長が止まってしまいます。
否定的な口コミが生まれやすい背景
Webマーケティングスクールは、受講者の期待値が非常に高くなりやすい分野です。
「短期間で稼げる」「未経験から転職できる」といった強い訴求が先行すると、現実とのギャップが口コミとして表面化しやすくなります。
また、Webマーケティングは成果が出るまでに一定の時間と試行錯誤が必要です。そのため、受講直後に結果が出なかった人ほど、「意味ない」「騙された」と感じやすく、否定的な声を発信しやすい傾向があります。
一方で、実際に成果を出している人は黙々と次のフェーズに進むため、ポジティブな声よりネガティブな声の方が目立ちやすい構造になっているのも事実です。
口コミだけで判断するのではなく、自分の目的や学習スタイルと合っているかを冷静に見極めることが重要です。
Webマーケティングスクールが「意味ない」と感じる人の特徴

Webマーケティングスクールに意味がないと言われるのは、スクール自体の問題というよりも、受講する側のスタンスや目的設定に原因があるケースがほとんどです。
Webマーケティングスクールが「意味ない」と感じる人の特徴
① 受け身で学んでしまう人
② 短期間で結果を求めすぎる人
③ 学習目的が曖昧なまま受講している人
ここでは、スクールを「意味ない」と感じやすい人に共通する特徴を整理します。
受け身で学んでしまう人
Webマーケティングスクールを「授業を受ければスキルが身につく場所」だと考えている人ほど、意味を感じにくくなります。Webマーケティングは、インプットだけでなく自分で考え、試し、失敗し、改善するプロセスを通じて初めて身につくスキルです。
受け身の姿勢で
・課題を最低限こなすだけ
・質問や仮説検証をしない
・講師の答えを待つ
といった学び方をしていると、実務で使えるレベルには到達しません。
その結果、「結局スキルが身につかなかった=意味なかった」と感じてしまいます。スクールはあくまで環境と機会を提供する場であり、主体的に活用する意識が不可欠です。
短期間で結果を求めすぎる人
「3ヶ月で転職できる」「すぐに副業で月30万円稼げる」といった期待だけを持って受講する人も、スクールを意味ないと感じやすい傾向があります。Webマーケティングは、成果が出るまでに一定の時間がかかるスキルです。
特にSEOや広告運用、分析業務は施策・検証・改善というサイクルを回す必要があり、短期間で目に見える成果が出ないことも珍しくありません。
スクール受講はあくまで「スタート地点」に立つための投資です。短期的な成果だけを基準に判断してしまうと、「思ったより稼げない」「転職できなかった」と感じ、意味がなかったという結論に至りやすくなります。
学習目的が曖昧なまま受講している人
「なんとなく将来が不安だから」「Webマーケティングは稼げそうだから」といった曖昧な理由でスクールを選ぶ人も注意が必要です。
目的が曖昧だと、
・何を重点的に学ぶべきか分からない
・自分に必要なスキルが判断できない
・受講後の行動につながらない
といった状態に陥りやすくなります。
その結果、知識は増えたものの「これをどう活かせばいいのか分からない」と感じ、スクール自体を意味ないものだと捉えてしまいます。本来は、転職・副業・現職のスキルアップなど、明確なゴールを設定した上で受講することが重要です。
「意味がある」Webマーケティングスクールの共通点

「意味があった」と評価されるスクールには、いくつか明確な共通点があります。
「意味がある」Webマーケティングスクールの共通点
① 実務ベース・アウトプット重視のカリキュラム
② 講師が現役マーケターである
③ 卒業後のキャリア設計まで考えられている
ここでは、受講する意味のあるWebマーケティングスクールの各共通点について説明します。
実務ベース・アウトプット重視のカリキュラム
意味があるWebマーケティングスクールの最大の特徴は、座学中心ではなく、実務を想定したアウトプット重視の設計になっている点です。
例えば、
- 実際のWebサイトを使ったSEO分析・改善提案
- 広告アカウントの設計・シミュレーション
- 仮説立案 → 数値検証 → 改善案作成までの一連の流れ
といったように、「考えて手を動かす」時間が圧倒的に多いスクールは、受講後の再現性が高くなります。
Webマーケティングは知識職ではなく実践職です。
アウトプットを前提にしたカリキュラムでなければ、現場で通用するスキルは身につきません。
講師が現役マーケターである
講師が現役でWebマーケティングの実務に携わっているかどうかも、非常に重要なポイントです。
現役マーケターの講師であれば、
- 今、実際に成果が出ている施策
- Googleや広告媒体の最新アップデートへの対応
- 現場でよく起きる失敗や判断基準
など、書籍や一般論では得られないリアルな知見を学ぶことができます。
逆に、実務から離れている講師や、情報が古いままアップデートされていない場合、「理論は分かるが現場で使えない」という状態に陥りがちです。
意味のあるスクールほど、講師の経歴や現在の活動内容を明確に開示しています。
卒業後のキャリア設計まで考えられている
本当に意味のあるWebマーケティングスクールは、「学んで終わり」ではなく、その先のキャリアまで設計されているのが特徴です。
具体的には、
- 未経験からどの職種・ポジションを狙うべきか
- インハウス/代理店/副業など進路別の戦略
- ポートフォリオや実績の作り方
- 転職・案件獲得時の評価ポイント
といった部分まで踏み込んでサポートしてくれます。
Webマーケティングは、正しい努力をすれば市場価値が上がる職種ですが、方向性を間違えると遠回りになります。
卒業後の出口戦略まで考えられているスクールほど、「意味があった」と感じる人が多いのは自然な結果と言えるでしょう。
Webマーケティングスクールを「意味ある投資」に変える方法

Webマーケティングスクールは、受講の仕方次第で「高いだけで意味がなかった投資」にも、「キャリアを大きく前進させる自己投資」にもなります。
重要なのは、スクールに何を期待し、どこまで自分が主体的に動けるかです。ここでは、スクールを最大限活用し、確実にリターンを得るための具体的な考え方と行動を解説します。
受講前に必ず決めるべき3つのこと
まず、受講前の設計が曖昧なままスクールに入ると、「結局何も身につかなかった」という結果になりやすくなります。最低限、以下の2点は必ず明確にしておきましょう。
ゴール設定
1つ目はゴール設定です。転職したいのか、副業で月5万円を目指すのか、将来的に独立したいのかによって、スクールで注力すべき内容は大きく変わります。ゴールが決まっていないと、講義内容が「知識の寄せ集め」で終わってしまいます。
期間と覚悟
2つ目は期間と覚悟です。スクールに通えば自動的にスキルが身につくわけではありません。受講期間中に、どれくらいの時間を学習と実践に使えるのか、どこまで本気で取り組むのかを事前に決めておくことが重要です。
受講中にやるべき行動
スクール受講中に最も重要なのは、インプットよりアウトプットを優先する姿勢です。動画視聴や講義を受けて満足してしまう人ほど、「意味なかった」と感じやすい傾向があります。
具体的には、以下のような行動が重要です。
- 学んだ内容をもとに、自分なりの仮説や改善案を必ず言語化する
- 課題は「提出して終わり」ではなく、なぜその施策を選んだのかを説明できる状態にする
- 講師やメンターに積極的に質問し、考え方そのものを吸収する
特にWebマーケティングは、正解が1つではない仕事です。「なぜこの施策なのか」「他の選択肢はないのか」を考え続けることで、実務に通用する思考力が身につきます。
卒業後に差がつくアウトプット戦略
スクール卒業後こそ、投資回収の本番です。
ここで行動を止めてしまうと、せっかく学んだ知識もすぐに陳腐化してしまいます。
差がつく人は、卒業後すぐに以下のようなアウトプットを始めています。
- 自分のブログやメディアを立ち上げ、SEO・分析を実践する
- 副業案件に挑戦し、実務経験を積む
- 学んだ内容をポートフォリオとして整理し、転職活動に活かす
特に重要なのは、「スクールで学びました」ではなく、「この成果を出しました」と言える状態を作ることです。成果が小さくても構いません。数字・改善プロセス・仮説検証をセットで説明できれば、市場価値は一気に高まります。
まとめ
Webマーケティングスクールは、「意味ない」と感じる人がいる一方で、正しく使えば非常に価値のある投資になります。
重要なのは、スクールに期待しすぎず、自分の目的を明確にし、主体的に行動することです。SEOやWebマーケティングのスキルは、環境をどう活かすかで大きく差がつきます。
スクールを「ゴール」ではなく「スタート地点」と捉えられる人にとって、Webマーケティングスクールは決して意味のないものではありません。
